侵略者は小さな獲物で満足するか

かつて、チェコのズデーデン地方を、英仏がヒトラーのドイツに併合することを容認した。ヒトラーのご機嫌をとるためである。

しかし、ヒトラーの欲望はこれで終わるどころか、チェコそのものも併呑してしまった。

 

これは、有史以来繰り返されてきた悲劇である。現在のクリミアも然り。尖閣諸島も然りである。中国は尖閣諸島だけでは決して満足しない。

 

南シナ海で、他国の玄関先まで領有権を主張している中国の厚顔無恥の姿を見れば、明らかであろう。日本は、中国くの侵略に対して断乎撃退しなければならない。さもなくば、琉球はもとより、日本本国の独立すら危うくなる。

 

現在は過去の歴史の延長上にあり、決してユートピアではないことを強く認識すべきだ。

 

(93)

Leave a Reply

*